|
塾講が語る『秘伝』 |
|
|
第27巻
英語 其の2“音読の効用” |
「英単語」を覚えたら、次に挑むのが「文にすること」ですね。学校や塾で、「英語は主語の後に動詞がくるからな。」と教わり、「日本語と英語の語順の違い」をわかってはいても、なかなかマルをもらえる英文を書くことができない。ちょうど今の時期、「一般動詞」を学習し始めて英語を難しいと感じている中1の生徒や、関係代名詞に苦労している中2、中3の生徒も多いのではないでしょうか。
そんな生徒たちに、鯉城の英語講師は、声を大にして言いたい。
「英文を声に出してくり返し読もう!」
「言葉の順のセンス」を磨くには、英文をくり返し音読することが一番です。皆さん、思い出してみてください。英単語を覚えるとき、声に出して何回も発音しましたよね。それが英文になったとたんに、「ただ黙って、机で英文とにらめっこ」なんてのはおかしな話だとは思いませんか。
英語は、「リズミカルな言語」ですから、大きな声で英文を呪文のように唱えることは、かなり有効的な学習法であるはず。机にじっとかじりつかなくてもいいんです!部屋中を歩きながら、英文を声に出してみましょう。そのとき、ネイティブばりのジェスチャーが加わっても、カッコいいと思いますよ。英文を何度も口に出してみることで発音練習にもなり、「日本語と英語の語順の違い」や「言葉の順序のセンス」を自然に覚えるものです。これが、鯉城おすすめの語学センスを磨く第一の秘伝です。
「音読のススメ」に、さらに塩・コショウ。「木馬タイムの語順で書こう」という第二の秘伝があります。この秘伝も習得すれば、まさに鬼に金棒。例えば、「私は毎日公園で、テニスをします。」という内容の英文を考えてみましょう。
I play tennis in the park evry day.
目的語 + 場所を表す部分 + 時間を表す部分
英語では、I play以下の語順は、「目的語+場所+時間」の語順で並べるというルールが決まっています。しかしルールをそのまま伝えても子供たちはスグに忘れてしまうので、「playから後ろは木馬タイムの順番で書けばいいんだよ」と言ってあげます。すると生徒たちは、「先生、それって何なん?」と興味から入ってくれますし、「木馬タイム」という言葉をスグに覚えてくれます。もちろんこれは、「目+場+時間」のただの語呂合わせです。英語は日本語よりもルールが明確な言語ですから、正確に英文を書くにはそれを守らなければなりませんし、守るためにはそのルールをしっかり暗記しておかなければなりません。面倒くさいですね。しかし、逆に考えればルールさえ覚えれば、簡単な言語だともいえます。そのルール通りに単語を積み重ねればいいのですから。ルールを忘れないためには、自分が覚えやすい工夫(自分だけにしかわからない方法でOK!)をすることが大切。そしてそのコツは、まずは「基本ルール」だけを押さえること。ルールには様々な例外やプラスαがあるのがつきものですが、それらを初めから考えてしまうと、何がなんだかわからなくなってしまいますからね。
英語をマスターするためには、語彙を増やすだけではなく「英語の語順」で考える習慣を日頃から身につけることが大切です。「この英文は何か単語の並びが変だなぁ」と自然に感じるセンスが必要なんです。そのセンスを磨くために、今回紹介した秘伝をぜひ活用してみてくださいね。皆さんの勉強部屋から元気よく英文を読む声が聞こえてきたら、今回のコラムは、「大成功」です!
|