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塾講が語る『秘伝』 |
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第25巻
社会 其の六“「地名をリズムで覚えよう」について”
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前回は、インターネットで調べた情報を地図帳に記入し、地図帳を「自分だけの知識の宝庫」に進化させよう、というお話をしました。今回は、なかなか覚えられない地名や場所を、リズムで楽に覚える方法をご紹介しましょう。
子どもたちが都市などの地名や場所を苦手にしていることをご存じでしょうか?大人と違い、子供たちが聞いたことのない地名や場所は非常に多いのです。5年生は地理で日本の工業を勉強します。すると、多くの工業都市が出てきます。代表的なものは、製鉄(鉄鋼)都市、石油化学工業都市などですが、製鉄(鉄鋼)都市だけでも10〜15こあります。自動車工業都市なども入れると20〜30こは覚えなければなりません。覚えることはもちろんこれだけではありません。各工業地帯・地域の特色、生産高グラフの見分けなどたくさんあります。だから、都市はなるべく少ない時間で覚えたい!さあ、どうするか?
そこでご紹介したいのが「リズムで覚える方法」です。市川市や東海市など、今まで聞いたこともない地名は簡単に頭に入りません。だからリズムで入れてしまうのです。
たとえば製鉄(鉄鋼)都市は、15も覚えれば十分です。それを北海道から九州への順番に並べます。すると、次のようになります。
室蘭・鹿嶋・千葉・君津・川崎・東海・和歌山・堺・加古川・姫路・倉敷・福山・呉・北九州・大分
これを次のようにリズムで覚えます。
「ムロランカシマ・チバキミツ/(息継ぎ)カワサキトウカイ・ワカヤマサカイ/カコガワヒメジ・クラシキフクヤマクレ/(息継ぎ)キタキュウシュウオオイタ」
「カコガワヒメジ・クラシキフクヤマクレ」のところが少し長いので、こういう場合は「クレ!」と強く発音し、アクセントをつけます。これを20〜30回繰り返せば都市名はほぼ頭に入ります。
次に、この都市の場所を●で白地図に記入し、そのそばに都市名を書きます。この作業は、最初、場所が頭に入っていないのでうまくいきませんが、地図帳を見ながら4〜5枚書けば大体書けるようになります。一回できれば、あとはちょっとした時間に書いてみる、という復習をすれば、定着します。
もうひとつは、石油化学工業都市の暗記方法です。
石油化学工業都市は主なものが9つあります。それを製鉄都市と同じように東から西へ並べます。
鹿嶋・市原・袖ヶ浦・川崎・四日市・堺・倉敷・周南・大分
これを次のようにリズムで覚えます。
「カーシマイチハラソデガウラ/(息継ぎ)カワサキヨッカイチサカイ/(息継ぎ)クラシキシュウナンオーイタ」
これを20〜30回繰り返して覚え、あとの要領は、製鉄都市と同じです。
このように語呂を考え、リズム良く言える短文にして覚える方法は、覚えやすいので効果があります。そして何より子供が楽しんで取り組めます。このリズムは自分に合った方法で良いのです。例えば、石油化学工業都市を「盆踊り」バージョンの「チョチョンガチョン」というスローテンポにしても面白いでしょう。年表暗記のゴロ合わせと違う、もう1つの方法として活用してみられてはどうでしょうか?
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