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塾講が語る『秘伝』 |
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第十四巻
国語 其の四“『読解力』ってヤツ その2” |
前回にひきつづき、「読解力」をテーマにリレーコラムを進めていきたいと思います。
ちなみに前回では、「読解力」について、
読んで理解する力 → 読んで理解しようとする力
と、とらえましょう、と述べました。機械がバーコードを読み取るように、目にした文章の方からアタマに入ってくるわけではありませんよ、文章の読み取りには少なからぬパワーを必要としますよ、と。
ところで、みなさんこんな経験ありませんか?
ウチの子、試験本番では問題が解けないのに、家に帰ってもう一度やらせると、スラスラ解けちゃうのよね。何でかしら?分かってないわけではないのに、歯がゆいわ〜。……(子どもを前に)「ちょっとあなた、どういうことなの?ほんとに試験中、集中してるの?つまらないミスばっかりして。いつも言ってるでしょ!?……(くどくど)」
いかがでしょう。こころあたりのある方、いらっしゃるのでは?
断っておきますが、なにもここで「親のあり方/子どもへの接し方」はこうあるべき!なんておこがましいことを伝えようとしているわけではありません。
では、何が言いたいかというと、どんな文章でも、二回も読めば、内容をより深く理解でき、整理することができるということ。
説明的文章では、話題や結論までの道筋、段落構成や具体例を、物語では、あらすじや登場人物の心情について、二度目であれば、余裕を持って考えることが出来ますよね?
理解ができれば、問題も解けるようになるのは必然。家で落ち着いて二回目を読んで問題にあたれば、解けるのはあたりまえと言えば、当たり前なんです。
では、より具体的・実践的にどのように国語を勉強していけばよいのか?
多少乱暴に言い切ってしまえば、次の3つ。
1 普段から語い力を増やしていくこと
2 問題文をその場で集中して読むこと
3 解答テクニックをみがいていくこと
このうち、1の「語い力」については、以前このメルマガでご紹介しましたので、割愛します(バックナンバーを是非!)。
2の「集中して読む」について。
国語の問題を解くために文章を読む時、分量は様々ですが、問題を解くためには、少なからず読んだ内容はその場で把握しておかなければなりません(一問ごとに本文を読み直しているわけにはいきませんものね)。
……となれば、その場で文章内容を「覚えるつもりで」読むことになります。そうなれば、どうしても「集中」して、「真剣」に読まなければならないハズ。
お子様の後ろ姿を見て、この二文字が感じられるようであればしめたもの。普段からこの「集中し、文章を覚えるつもりで読む」という意識を高めていきましょう。
こう考えれば、少なくともダラダラとテレビを見ながら読解問題に取り組む……なんてことは起こらないハズですよね?
親は、お子様が「集中して読んだ」後に、どれだけの内容が残っているか、時には口頭で確認してやりましょう。
また、問題演習が終わった後、その文章を「音読」するのを聞いてあげるのも有効な手段です(「語い力」強化のためにも効果的!)。
いかがでしょうか?多少は「読解力」をつけるためのヒントになりましたでしょうか?「目からウロコ」とはいかないまでも、お役にたてれば幸いです。
3の「テクニック」については、またいずれ。 |