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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.30 「へこんだときにしてほしくないこと」 |
春休みも目前。桜の開花宣言も聞こえてきました。4月になれば入学式や始業式が行われ、新年度が始まります。塾の場合、入試日程に合わせて年度を設定するため、新年度の開幕は早く、ウチの塾でも多くの学年で新年度を迎えて学習を進めています。
みんな順調にやってます!と言いたいところですが、万事なかなか思い通りにはいかないもので、ところどころでコケてる子もいます。新学年のテストを経験した学年もあって、「できなかった…どうしよ」とへこんでいる子も見かけます。そろそろ救いの手をさしのべてやらないといけません。
大人の世界でも、仕事などがうまくいかない時は、元気がなくなって、やる気がなくなる、いわゆる「プチうつ」状態。こんな時、上司や同僚はなんとかはげまして、前進させてやりたいものの、これがなかなか難しい。どうしてやればいいのでしょう? なかなかコレ!という特効薬はありませんが、自分がその立場になったときに、一番して欲しくないことをしないってのが処方箋としては正しいのではないかと思います。
例えば、テストの結果が悪かった時、一番して欲しくないのはどんなことかを想定してみましょう。そうすることで、落ち込んでいるときにして欲しくない「3大NG」が見えてきます!
まず、1つめのNG。
「テスト悪かったんだ」
「そりゃ、勉強が足りないのよ」(「やり方が悪いのよ」とか「だから言ったでしょ」も同類)
こうやって、あっさり否定されたり、説教されるともう相談したくなくなります。
頭ごなしの説教はNG。むしろ自らの似たような失敗経験を話してやるくらいの方が良いでしょう。
次に2つめのNG。
「テスト悪かったんだ」
「そう。次は頑張ってね」
これは一見はげましてるようだけど、実はほとんど話を聞いてやってないところがNG。こんなんじゃ、次のステップが見えてきません。心理学者の伊藤明先生が『聞く技術』という本で紹介しているように、こうしたときは聞いてあげることが大事!
「相づち(ゆっくり大きく)」
「リピート(そのままキーワードを繰り返す)」
「共感(同様の気持ちを示す)」
「話を深める(いつ、どうして、具体的に、とはき出させる)」
こうやって話を聞いてやりながら、解決の糸口にしてやるのがポイントです。
最後に3つめのNG。
「テストの結果が悪かったんだ」
「悪いときもあるよ。気にしてても仕方ない。忘れよう。明日は明日の風が吹く」
こう言ってもらえば確かに気は楽かも知れませんが、どうも「ケセラセラ=なるようになるさ」的で前向きでないところがNG。そうじゃなくて期待感を示すのが良いでしょう。となると、ここは以前お話ししたピグマリオン効果(エクスプレス・コラムvol.20参照)を期待するアプローチが奏功する場面です。
血の通い合った親子関係では、ついつい感情が先に立って、冷静になれないもの。とにかく場当たり的にならない、というのがポイントです。 |