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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.28 「フレッシャーズがすること」 |
2006年度の中学入試は終了しました。夢を実現した人も願いの届かなかった人も、本当によく頑張りました。お疲れ様。僕たちもみなさんのいろいろな思いを受け止めて、また新たな一歩を踏み出していきます。
さて、「元」受験生たちのその後はどうなっているのか。お母さま方にお聞きすると、これまでの時間を取り戻さんとばかり毎日遊び三昧の子、することが見つからずにぼ〜っとしてる子、のんびり読書にふける子、勉強しないといけないような気がしてやっぱり計算テストを続けている子(えらいっ!)、等、それぞれが思い思いの時間を過ごしているみたいです。
幸か不幸か、僕は中学生や高校生も教えてきているので、新中1フレッシャーズとして良いスタートをきるためには、この時期がとても重要だということを知っています。
唐突ですが、お父さんやお母さんは大学卒業間近のこの時期、何をしていましたか? 卒業旅行、謝恩会や卒業パーティ、引っ越し準備など、4月からのきびしい社会人生活の前に、最後の楽しい時間を過ごす大切な時期が今ですね。実は、受験を終えて4月から中学生になる小6も、大学生と大差ありません。卒業旅行でディズニーランドってのも多いし、謝恩会や卒業パーティ、労を報いるちょっとしたお食事会というのも頻繁にあります。
物事は「切り替え」が大切。いったん心も体もリセットする。ま、これ自体に文句はありません。でも最近は、幼い子どもに無理をさせたという後ろめたい気持ちがどうしてもオトナにはあるようで、ついつい遊ばせすぎになってしまうんですな(気持ちは分かりますけどね)。そのくせ、すぐ不安になってしまうのがオトナの習性。このままでいいのか? 勉強させないといけないんじゃないか? あらかじめ英語を先取りしとこうか、数学もやらないといけないんじゃないか、英会話は?こうやってあれこれ考え始めるんです。
ある学校では、「入学まで何の準備も入らない。あえてするならアルファベットのABCDだけ覚えてきなさい。それはウチの学校のクラス名です」、なんておっしゃってます。
でも、その言葉を真に受けて痛い目に遭うときもあります。難関校といわれるところほど、幼い頃から英会話を習っていたとか、パターン演習の教室で高校数学までやってたなんて子が多いんです。そんな中で何もせずに4月を迎えると、すでに初日から知ってる知っていないという差があるわけです。それでも気にしない子なら問題ない。それでへこんでしまう子が問題なんです。そういうケースでは少しでもやっとく方がいい。つまり、突然の離陸ではなく「助走」も必要なんです。
今どきの大学生の中にも、この時期だからこそと一念発起して勉強するのもいます。マナーや常識の勉強、就職する業界についての勉強、あるいは、ゴルフや英会話の訓練とか。社会人になるための準備をするこういう大学生を非難する方はまずいないでしょう。
ところが12歳のお子様の場合は賛否両論となってしまう。コレって結論は出にくいんですが、受験勉強ほどじゃないにしろ、勉強習慣をなくして、入学するのはいかがなものかと。すっかり遊びグセをつけてからの中学入学では先がこわいタイプの子もけっこういますので。
ともかく、新しい生活に飛び込む時に大切なのは、1に「リセットして切り替えること」、2に「好スタートを切るための準備となる助走」、この二つだと僕は声高に語ってるんですけど、さてさていったい何人の「モトジュ」に伝わっているのやら。
追伸) 「モトジュ」とは、「元受験生」の短縮形のつもりです…ちょっぴりムリあるかな…。
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