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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.27 「一つの入試必勝法」 |
センター試験が終了。今年はリスニング導入初年度ということもあって例年以上に社会の注目を集めたようですが、終了翌日から受験生たちは自己採点という第二の試練に立ち向かいます。
現在の大学入試では、国公立大学に進学したければセンター試験で必要科目を受験し、その結果によって二次試験でどこへ出願するかを決めるようになっています。SKY(三大予備校の頭文字のことです)をはじめとする予備校は、55万人の受験生に呼びかけて自己採点結果と志望校を調査し、そこから各大学の志望者分布や二次出願時のボーダーラインを予測すべく全データをコンピューターで処理する「センターリサーチ」を全国規模で実施します。
予備校側にはその年の受験動向を把握するための最大の資料を手にすることができるという点で、一方の受験生側には志望を予定しているいくつかの大学でどこらへんに位置しているかを事前に知ることが出来るという点で、この55万人の「自己採点」というイベントは大学入試における最大の関心事と言って良いでしょう。でも、受験生にとっての自己採点は地獄行きか天国行きかを告げられる審判の時に他なりません。
二日間にわたるセンター試験を終えた翌日、所属する学校(もしくは予備校)で一斉に自己採点が行われます。その結果を各予備校に送り、3日間待てばセンターリサーチの結果が出てきます。大学や学部でセンター試験のウェイトは異なりますが、この結果に二次試験の出願の成否がかかっているため、大多数の受験生がその結果に一喜一憂するのも無理からぬところでしょう。
でも、志望校の合否はセンター試験の結果だけで決まるのではなく、二月下旬の二次試験の結果も大きく影響してきます。だから二次試験までの約一ヶ月間に(一ヶ月あれば結構いろんな勉強ができる!)どれだけ頑張りきるかが、真の意味で勝敗のカギだと言えるでしょう。ところが思い入れが強すぎるのか打たれ弱いのか、センター試験の結果が思い通りでないとそこですっかり意気消沈してしまう受験生が多いのです。ねらい通りの点が取れなくて、第一志望校のボーダーには届かない。だけど志望校は変えたくない。変えたくないけど強気で言っても玉砕の可能性が強くて…。二次出願までの一週間あまり、こんな調子でぐだぐだと尾を引いて、貴重な時間を無為に過ごしてしまう受験生が雨後のタケノコのように大量発生! これじゃ勝てる戦も勝てるはずがありません。センター終了後、指針とするデータ収集のための自己採点を終えたら即座にアタマを切り換えて二次試験対策に邁進する! 昨今の受験生を見ていて、これこそ最も確率の高い大学入試必勝法だと確信しています。
これって大学入試だけではありません。中学入試であれ高校入試であれ、一校だけの一発勝負でないかぎり、受験が終わったらそのたびごとに過去を捨て去って、前だけを見て歩みを止めないってのが最も勝率の高い戦い方なのです。でも最近は「過去ひきずり系」の根性なしがちょっぴり増えてきた。思い入れが強ければ強いほど、失敗したときの落胆が大きいってのは分からないじゃありませんが、落ち込んだ気持ちを引っ張っても何一つ良いことはありません。終わったことは終わったこと。とにかく出来ることを精一杯やること。あとはなるようになるもんです。
要は「ケセラセラ」の精神ですな。困ったときには一度頭の中をリセットして仕切り直し、ってのが結構良い結果を生むことが多いもの。まだまだ受験は始まったばかり。勝負はこれから!
追伸)広島地区は本日25日が中学入試解禁日。今日からの一週間、途中いろいろあるだろうけど、歯を食いしばってたたかう6年生の受験生たちの全力投球を心から祈っています。 |