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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.23 「暗記のコツとツボ」 |
入試直前期の追い込み学習の花形は社会や理科、いわゆる暗記モノです。今ボクのまわりでもこれまで「覚える」ことをおろそかにしてきた横着者どもが、あわてて暗記作業に負われています。(だから、早くやれって言ったのに…)
もう時間的な余裕もなく、ただ丸暗記をくり返すだけではさほどの効果は期待できません。やはり、暗記のコツというか、ツボというか、キモのようなところをおさえないといけない。本日は暗記テクを3つばかしご紹介します。
まずは、暗記の本質を示すこんなお話から(その道では有名なものですけど)。
「Kくんは昨夜飲み過ぎて友だちの家に泊まりました。今日は友だちの家から出勤です。電車の始発駅でKくんと一緒に乗った乗客は4人。次の駅で2人乗ってきました。その次の駅で1人降りて3人乗ってきました。次の駅は1人降りただけ。その次の駅で3人降りて2人乗る。さらに次の駅で1人乗ってきました。では問題。始発駅を出て止まった駅の数はいくつ?」
いかがです? 乗客数だと思いこんでませんでしたか? これは暗記する対象への注意の向け方に失敗したということを示す好例。やはり、関心が向けられなければ確実な記憶は困難です。暗記上手になる第一歩は、「暗記すべき対象に正しい注意を向け集中すること」だということなんですね。
暗記達人になるための二つ目のポイントは、「理解して覚えること」です。ま、これはいろんなところで言われていることですから、いまさらって感じもするかも知れませんが、どうしてどうして、いざやるとなるとなかなかうまくできません。
算数・数学や理科では、「解法を覚えればいい」なんてよく言われますが、出てくる公式をただ覚えても使えません。どうしてそういう公式になるのか、それをどう使うのか、を理解して初めて知識として残る。丸暗記の代表と思われている社会でも、出来事の関連性やバックグラウンドを意識して覚えれば定着率も圧倒的に違ってくるし、あの無機的な英単語でさえ接頭語や接尾語などに注目して単語の成り立ちからこの「理解して覚える」という技は効果的です。
こうした「理解暗記」に対して、単純作業としての「丸暗記・棒暗記」は意味がないとされていますが、数字の羅列や文字や言葉については、単純に覚えるという作業を避けることはできません。その際、「単純暗記の2つのツボを押さえること」が3つめの暗記のコツです。
例えば、円周率3.141592 なら丸暗記が可能ですね。では、3.14159265358979 となるとどうです? まずすぐにはムリでしょう。そこで、「身1つ世1つ生くに無意味いわくなく」なんて感じで語呂合わせで覚えます。この語呂合わせってヤツ、単純暗記法の定番ですが、これも結局はすぐに忘れてしまいます。大切なのは、それを今覚えて明日も覚えているかどうか、ということで、そのためには「マメに復習すること、何度も繰り返すこと」が肝心です。
また、「五感を使って覚える」ことも単純暗記のツボ。今時の子は視覚に頼りすぎていて、「見る」だけで覚えようとしがちです。「ブツブツ口に出して言い、それを聴く、身体全体でリズムをとる、紙に何度も書きなぐる」という体全体を使った全身運動に持っていくと覚えやすいってのは僕と同い年あたりのお父さまやお母さまにはお馴染みのことですよね。
一口に暗記と言っても実は奥は深い。丸暗記・棒暗記の限界を正しく知って、使える知識にするためのコツやツボを身につければ、きっとあなたも暗記の達人になれます! これホント!! |