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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.22 「過去問」 |
いつの間にか霜月。受験勉強はいよいよ佳境に入ります。受験生にとってこの時期の学習で切っても切り離せないものが「過去問演習」です。
どの受験においても、ある時期から自分が受験しようという学校の過去問題に取り組むことになります。もし塾に行っていれば塾のカリキュラムの中に組み込まれている場合もあるでしょうし、そうでなければ必ず自分で計画して取り組むことになります。言うまでもなく、過去問演習は、直前の合否判定資料ではなく、最終目標を手に入れるための学習をムリ、ムダなく進めていくためのものです。
具体的には以下の4点を把握することが目的となります。
@「どんな問題が出るのか」
大は小を兼ねる的に全範囲を網羅するお勉強では時間がいくらあっても足りませんし、志望校合格の最短距離とはなりません。「試験に出題される可能性が高いところを重点的にやる」
これは受験の鉄則! 過去問演習で「何が問われるのか」をつかみましょう。もちろん「出ない問題はやらない」ってのもお約束です。
A「どのように出題されるのか」
いわゆる出題形式。例えば、解答形式が記号選択式なのか記述式なのかという別はチカラの付け方、演習の方向性を左右します。出題タイプは学校ごとに大きく変わり、明らかな傾向があるので早めにつかんで受験勉強に反映すべきです。
B「どれくらいのレベルの問題が出るのか」
過去問で問題の難易度も分かります。同じ学校でも年度ごとに難易度の振れ幅は結構大きい場合もあるのでそれほど意味のないように思われがちですが、どこまで手強くなるのかを知っておけば「今年は難しいから、ココでは差がつかないかも」なんて判断もできるようになります。
C「どれだけ取れば受かるのか」
近年はどの学校でも合格最低ラインは公表されています。配点まで発表している学校は少ないですが、問題のウェイトに応じて適当に点を振ってもそれほど差は出ないはず。合格に満点は不必要。となれば、合格最低点に達するために「どれだけ捨てられるか」ということも見極められないといけないってことになります。
ところで過去問演習は何年分やればいいのでしょう? 一般に、数年で出題傾向が変化してくるので、「第一志望校は5年、第二志望校以下は3年、滑り止めが前年度分」というのが最低限の目安になります。
もちろん、時間を計って「本番さながら」の演習でないと効果は半減します。つまみ食いばかりでは40分や50分の試験時間の配分などが学べません。ただ、この時期、まとまった時間をひねり出すのも大変ですから、3教科なり4教科を一気に仕上げず、二、三日に分けて取り組むのは問題ありません。
「まだチカラがついてないからやってもムダ」と言い訳する子もいるでしょう。でもそんなものには耳を貸さずにさっさとやらせましょう! 過去問で子どもの学力と志望校合格までの距離を具体的に見せると考えてください。お母さまがたは、数字で客観的につついて、真剣に勉強しなければいけないともっていくわけです
模擬試験と同様、「過去問演習」もその結果をうまくヤル気増進に結びつけるように導いていくのは大切ですから、保護者の皆様の役割は大変重要。こういうモチベーション向上も過去問演習の目的のひとつです。でも過去問やって結果が思わしくないのにビビらないって子もいるかも知れませんが、コレって大物と言うより、何も考えてないのかも知れません。お早めの手当てをオススメします。
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