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じゅくちょ〜のホンネ |

from kuro
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vol.13 「ほめることとしかること」 |
子どもを伸ばすために「ほめる」と「しかる」という二つの行為が不可欠であるということは多くの人が認めるところでしょう。
もしかしたら、「いや、私は絶対叱らない。ほめて育てることにしてるんだ」と言われる方がおられるかもしれません。「しからない」というポリシーは結構ですが、多くの場合、「嫌われたくない。面倒くさい」という思いがあって、「やさしさ」を かくれみのにして問題から目をそらしている人が多いのではないかと。やっぱり、「ほめること」と「しかること」は、対人マネジメント、コーチングの両輪でしょう。実際のところ、出来がよく、非の打ち所のない完璧な子には一度も出会ったことはないし、何もかもダメダメちゃんなんてかわいそうな子にもお目にかかったことはありませんしね。
さて、上手にほめ、上手に叱るためにはどうしたらいいのか? 塾講としての長年の経験から、ほめるときもしかる場合にも共通する4つのポイントがあると思います。
まず1つめは、「よく相手を観察する」ことです。特にほめる場合には、人の良いところを積極的に見つけることが大切です。ささいなことでもいいから週に1回はほめるクセをつければ見つかるはずです。また叱る時も、感情先行にならないために、その前後の文脈をつかむように観察する必要があるでしょう。
次に2つめ、「すぐアクションを起こす」ことが肝心です。ほめるにしてもしかるにしても、どういう点でほめられているのか、何がいけなかったのかを分からせるないと意味がありません。だからどういうことに対して言われているのかがすぐ分かるようにその場で指摘した方が良いでしょう。
さらに3つめに、「具体的に指摘する」ようにしましょう。「すごい」「さすが」「グッジョブ」と言われて悪い気はしないけど、これではあいまいで効果が弱いと言わざるを得ません。「普通ならあきらめるところよく踏ん張って最後までやった」 「あなたのノートはポイントがまとまっていて分かりやすい」というと分かりやすいはずです。 「もっと一生懸命にやりなさい」 「真剣さが足りない」と言われても本人が意識していなければ、何のことかわかりません。「○○がいけないから△△するようにした方がいい」という叱り方をしないといけません。もっとも相手は子どもなので、しかる際は具体的な方法を示すだけでなく、最初は一緒にやってやることもお忘れなく。
最後の4つめは、「言い方に気をつける」ということです。
「しかる」時の言い方はよく話題に出ますね。一番へこむ叱られ方はどんなものでしょう?
それは、「感情+比較+ねちねち」型です。感情にまかせて罵声を浴びせ、優れた他人と比べ、同じことを何度もねちねちと繰り返すしかり方をするともう最悪。「お前はホント頭悪い」 「○○クンよりはるかに下」 「昔からそうだった…」 とにかくプライドを傷つけたり、存在を否定するような物言いはやめるべきです。
ほめる場合も同様で、「比較+テレ+クギ」型はいけません。やはり他者との比較はやめた方がいい。「□□サンより良い」というのは比較概念を植え付けることになります。それと「照れないこと」。ほめる方が照れては効果は半減します。堂々と元気良くうれしそうにしましょう。特にお母さんたちで注意したいのは最後でクギをささないこと。「だけどあんたはすぐ図に乗るから、調子に乗りすぎちゃダメよ」って言わずもがなのことを言うとほめた意味がない。ほめる時はほめることです。
結局は、ほめるにしてもしかるにしても、感情的にならないで冷静にってことなんですが、これがなかなか難しい。オトナにもそれなりに修行が必要だというわけです。さて皆さん、わが子のためにがんばれますか?
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